「自分の子供は将来プロの音楽家や演奏家を目指すわけではなさそう・・ でもレッスンと練習を楽しんで、ある程度ピアノやヴァイオリンが弾けるようになって欲しい。レッスンに通わせることで集中力など生涯役に立つスキルも身につくといいな。音楽の才能が開花したら嬉しいな。」
ほとんどの親御さんがこんな気持ちで子供をレッスンに通わせ始めています。
指導する方は楽器を弾けるようになるプロレスから人生に役立つスキルがついていく実感があります。
実際にピアノを長く趣味で続けている生徒さん達はみな有名国立大学に受かったり、成績が良かったり、スポーツの分野でも一躍していたりと優秀な方たちばかり!
なぜピアノを習うことが子供の発達に良いといわれているのか。
親も先生も実感することを7つご紹介します。
その1 集中力がつく
ピアノやヴァイオリンなどの楽器を弾く時には多大な集中力が必要です。楽譜を瞬時に読んで左右の手腕では異なった動きをし、5本指を独立させて動かしながら様々な感覚を研ぎ澄まします。練習上では少しずつ間違いを正して行き、記憶をたどりながら想像力、表現力などを働かせて音楽を奏でる集中力はあらゆる事に応用できるのではないでしょうか。 その2 記憶力がつく
何百、何千、何万とある音から成り立っている曲を覚えていくためには、身体記憶、視覚 的記憶、イメージ能力などを司ります。楽譜を見て弾くこと一つ上げても、楽譜という情報を色々な能力に関連づけることを瞬時に行っていくために記憶力がついていきます。
その3 数字や図形に強くなる
楽譜を読むには五線上で旋律の音譜の配置位置やリズムを計算して読解していくだけではなく、話声の進行などを縦割りに考えていきます。楽譜を読む事は実は立体図形を解読するような作業に似ているのです。
その4 器用になる
手指をこれほど繊細に感じて動かすアクティビティは他にないでしょう。楽器を弾く事により目に入ってくる情報(楽譜)を瞬時に筋肉の動きに変換するため、コーディ ネーション能力もついてきます。
その5 自信がつく
最初は難しい、できなさそうと思っている事が練習を重ねていくうちにいつの間にか出来てくる事によって、達成感が得られます。日々努力し達成することが自分への自信へとつながります。 言葉以外で自分を表現できるツールがあることも自己肯定の要素となっていくでしょう。
その6 努力を惜しまなくなる
毎日少しずつでも練習していくと成果が見慣れるというプロセスを体験していくことで、 努力を惜しまない子に育ちます。
その7 計画性が身に付く
1日の中で練習時間を設けたり、その中でも練習する課題を自分なりに考えてそれにエネルギーを費やしたり、月日をかけて大きな曲を仕上げていくための練習していくことにより、計画性が身についていきます。
どうでしょうか。ピアノやヴァイオリンなどの楽器を弾けるようになっていくプロセスの中で色々な能力がついてくることが分かりますね。人間としての機能アップに繋がるといっても過言ではなさそうです♪
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